こんにちは!塾長の岡崎です。
岡崎塾ではおとついから面談や体験授業の受付を開始しましたが、
この体験授業、実は「失敗しない塾選び」をするためにはとっても重要です。
「そんなこと分かってるよ!」
という声が聞こえてきそうです…
そう、もはや体験授業を受けるのは当たり前のことですよね。
ですが…念入りに体験授業をしたのに、
結果として「塾選びまちがった…」となってしまうことは少なくありません。
それはなぜでしょうか?
答えは、「体験授業を何となく受けてしまうから」です。
よくあるのは、
「体験してみて、本人が楽しいと思うかどうか。気に入るかどうか。
やっぱり授業を受けるのは本人だから、本人が気に入らないと続かないし。」
という考え方です。
この考え方、決して間違ってはいません。
確かにその通り、「本人が気に入らないと続かない」のです。
ただ問題なのは、「それだけで決めてしまう」ことなのです。
つまり、「本人が気に入った」という要素だけで塾を選んでしまうのです。
(ただし、料金や形態などである程度絞り込んでから体験を受けているものとします)
そして…入塾して最初の定期テストを迎え、
確かに塾に通う前より勉強量は増えているかなあと思いながらも
テスト直前なのにド真剣に勉強する姿は見られず、
返ってきた結果は前回よりちょっとは点数上がったかな、という程度。
どころか、受講していない教科の中には下がってるのもある!(特に理科や社会)
う~ん、これはどうなんだろう…。
そして次の定期テスト、
取り組み姿勢に変化はあまり見られない。
むしろ塾にも慣れてきて少しゆるんでいるようにも思える。
結果…惨敗。
点数が大幅に下がってしまった。
そりゃそうだ、全然真剣に勉強してなかったもんね。
でも本人はたいして反省している様子が見られない。
塾の方からも特に連絡があるわけでもない。
何なら次の面談で「前回点数が下がったのでこの夏はがんばりましょう!」と
夏期講習をたくさん提案される始末…。
これは塾を続ける意味があるのだろうか…
なんてことが、よく起こっています。
なぜこんなことが起こってしまうのか。
それは、塾を選ぶときに、本当の目的に沿って評価しなかったからです。
本当の目的とは、「成績を上げる」ことです。
つまり、「本人が楽しいと思うかどうか。気に入るかどうか」だけではなくて、
「この塾に通って成績が上がりそうかどうか」で選ぶべきだったのです。
生徒本人の立場からは「この塾でがんばれそうか。成績を上げていけそうか」
保護者の立場からは「この塾に通って、この子は成績を伸ばせそうか」
という視点で塾選びをすることが大切なのです。
※通塾の目的が「とにかく楽しく勉強できること(成績は上がらなくてよい)」という場合は除きます。
ただ、「成績が上がりそうかどうか」で判断するためには、
「こうすれば成績が上がる」という定義を持つ必要が出てきます。
私の考える成績の上げ方は、
「正しいやり方」で「(ほぼ毎日)継続する」
ことです。
仮にその考え方だとすると、
「この塾では正しい勉強のやり方を身につけさせてくれそうか」
「毎日継続して勉強できるようになりそうか」
という視点で判断できることになります。
まとめます。
失敗しない塾選びをするための体験授業の受け方は、
「本人が気に入るかどうか」だけではなく、
「この塾に通って成績が上がりそうかどうか」とチェックしながら
体験授業を受けることです。
ただし、その前に「こうすれば成績が上がる」という自分の考えを明確にしておく必要があります。
八日市のみなさんが、自分に合った正しい塾選びをして頂けることを心より願っています!
岡崎一平